文化財豊富で自然豊かな古都

修学旅行の定番「東大寺の大仏」をはじめ、厳かな参道の先にある「春日大社」。1,000年以上残る重要文化財が多く現存する古都・奈良。自然も多く、鹿はちょっと苦手だけど観光客も少ないのでのんびり堪能できるのがうれしい。
 

 

大仏さんが鎮座する世界最大の木造建築「東大寺」(上の写真)

 奈良を象徴する「大仏さん」が鎮座する東大寺は、奈良時代を代表する寺院で大仏殿は世界最大の木造建築です。旅で様々な寺院仏閣を見てきているけど、大仏殿の大きさは別格!その大きさに圧倒され、大仏の大きさよりも建物の大きさの方が感動します!
 

 

 
 
 

練り行列と舞楽が素敵♪聖武天皇祭

 東大寺の廬舎那仏(るしゃなぶつ)は、国をあげての難事業だったが、聖武天皇の信仰心と熱意が原動力となり、可能となったそうです。その聖武天皇の御忌法要として、5月2日に「聖武天皇祭」が行われていました。13時頃から参道を式衆、稚児の行列が練り歩き、その後、鏡池水上舞台で舞楽などが奉納されます。日頃は、公開されていない天皇殿も参拝することもできました♪
 
 

長~い参道の先に朱色の春日大社

一の鳥居から長~い長~い参道の先、深い緑の杉木立の中に朱色の春日大社があります。奈良の春日大社は全国3,000以上もの春日大社の総本社。平成28年11月には、「式年造替」の最終段階である神様が仮住まいから新装された本殿に遷される「本殿遷座祭」で完了するそうです。参道は思った以上に距離がありますよ(^^;)歩くのが大変な場合は、大社のすぐ下までくる周遊バスがあります。
 

長~い参道にはたくさんの灯篭が並ぶ。ゆっくりと一歩一歩、歩こう。

 
 
 

 

広~い敷地の彼方にポツンとある朱色の社殿「平城京跡」 

710年に遷都され80年間、立律国家の日本の都を支えた重要な拠点「平城京」。壮大なスケールの都を整備することで権力をみせつけ、天皇と国家の威厳を示していたそうです。朱雀門から第一次大極殿までは、間に線路が走り、その先には広大な何もな~い土の敷地が…。駅からも結構距離があるので、車か自転車でくるといいかも。
 

 

 

サイクリング途中で見つけた小さな寺「海龍王寺」

友人とレンタサイクルで出かけていた奈良散策。お昼に奈良で人気のレストラン「くるみの木」に行ったんだけど、やっぱり混んでて1時間半待ち。。。ってことで来店予約だけして時間潰しに、フラ~リ近くを散策していた時に見つけました!小さなお寺「海龍王寺」。本殿の木の飴色加減がなんとも美しく、とても静かで居心地のいい空間でした。小さいながらも国宝や重要文化財も保有しています。ぜひ、近くを通った際には訪れてみて♪

 
 
 
 
 

奈良で人気のナチュラルレストラン「くるみの木」

 奈良で大人気のナチュラルレストラン「くるみの木」。木々に覆われ、森の中のレストランのようでカワイイ♪レストランの敷地内にはキッチン雑貨、食品、衣服などのお店スペースも2個ありました。食事も京都の食材が使われていて、健康的でとても美味しかったです♪事前の席予約はできないので、時間に余裕を持って訪れるといいですよ。
 

 
 

「猿沢池」の悲恋の物語と七不思議

奈良駅に近く、池越しに興福寺の五重塔が見える市民の憩いの場でもある「猿沢池」。ここには多くの伝説があります。ひとつは…「采女伝説」。春姫という采女が宮中に仕えていた。ほどなく天皇に見初められ、愛を受け入れるが、やがて愛が薄れてしまい、悲嘆にくれた彼女がこの池に身を投げたそうです。もうひとつ…「七不思議」。”澄まず、濁らず、出ず、入らず、蛙はわかず、藻は生えず、魚が七分に水三分”の七不思議が昔から伝わるなど他にもいろいろあるらしい…。

 

 
 
 

築150年の町家でちょっと贅沢にフレンチ「o・mo・ya」

数寄屋造りに伝統意匠、150年の歴史ある町家で、オシャレにフレンチが食べられます。和室にテーブル席で楽に食事を楽しめるのも魅力。一品一品、手が込んでいてとても美味しかったです♪
 

奈良県のゆるキャラ「せんとくん」

 

奈良はまだまだ魅力がたくさん!次に訪れた際はどこへ行こうかな♪