2009.09

中世の街並みが残る北部

ヨーロッパ最古の歴史を持つスコットランドの首都・エディンバラで、ロンドンで暮らす友人と待ち合わせ♪レンタカーを借りて各地を回りながらロンドンを目指す旅へ出発!映画「ダヴィンチ・コード」の最終地などロケ地巡りも楽しみのひとつ♪

 
 
 

中世の歴史が息づく街「エディンバラ」

 英国を構成する4つの国の中で最北に位置する、スコットランドの首都・エディンバラ。街はそれほど広くはないので、中央駅を中心に徒歩で歩いて回れます。街は深みのある歴史が刻まれた石畳や石造りの建物が並び、まるで中世の時代に迷い込んだかのような気分になる。死火山の上に広がる街だけあってか予想よりかなり気温は低い。天候も変わりやすいので、夏でも羽織るものなどを準備していった方がいいかも。
 
 
 

映画「ダヴィンチ・コード」の最終目的地「ロスリン礼拝堂」

 エディンバラの郊外にある「ロスリン礼拝堂」は、テンプル騎士団に所属していたサー・ウィリアム・セント・クレアによって建立された礼拝堂です。エディンバラからバスが出ているので日帰りで行けますよ。ロスリンの町は田園地帯が広がり、とてものんびりとした小さな町です。その中でこの礼拝堂はミステリアスな雰囲気が漂う。礼拝堂ではあるけど、建てられた当初は、秘密結社フリーメイソンの仲間の集会場として建てたとも言われています。
 
 
 
 

柱や壁、天井まで精な彫がぎっしりと刻まれる不思議な空間

礼拝堂の中は、彫刻に埋め尽くされ、入った瞬間、圧倒されます。彫刻は花や草、精霊、紋章から苦痛に歪む人の顔や髑髏などおどろおどろしいものまである。その中で有名な「師弟の柱」は、あまりの美しさに嫉妬した師匠が弟子を殺してしまったといういわれも。不思議な符号やなぜ、こんなデザインを?と思うようなミステリーも多数あり、映画さながら、秘密のカギを見つけ出したくなりますよ。
 
 
 

ハリー・ポッターのロケ地「アニック城」

 映画「ハリー・ポッター」で外観や中庭が使われた「アニック城」。回りは美しい平原が広がり、とても素敵な場所にあります。このお城、なんと個人の持ち物!貴族の方の別荘として今も使われています。滞在していない時は一般に公開されていて、中も絢爛豪華な貴族の屋敷って感じがしました。
 
 
 
 

映画でみたあのシーンはココ!

ストライプの芝生の広場は、映画の飛行訓練の授業で使われていた場所です。定期的に衣裳をきたスタッフが箒を持ってきて、飛行訓練の指導をするイベントも開催されていますよ。私が行った時はなかったけど。。。尖塔の上には人型の像が並び、これも見覚えあるな。敷地の奥にはちょっとした遊び場もありましたよ。 
 
 
 

川に囲まれた丘の上の世界遺産「ダラム大聖堂」

ダラムの町はU字型に湾曲したウィア川に囲まれた丘の上にあり、町の中心からさらにのぼっていくと世界遺産「ダラム大聖堂」が現れます。ダラム大聖堂はノルマン様式の聖堂としてヨーロッパで最も美しい聖堂とも言われています。精巧に作られた建築美は素晴らしく、中は残念ながら撮影禁止のため、自分の目でぜひ確かめてみてください♪ここも「ハリー・ポッター」のロケ地になっていますよ。
 
 
 

 
美しい石造りの町にカワイイ看板たち

 ダラムの町は、茶褐色の美しい建造物がたくさんあります。また、お店も可愛く、町のあちこちにある立体的な看板を見て歩くのも楽しい♪
 
 

青い空と青い北海、そしてのどかな草原が続く~♪

 エディンバラからは北海沿いを南下しながらのドライブ♪天気もよく、青々と広がる草原はのどかで、とても気持ちのいいドライブになりました(^^)
 
 
 

ホグズミード駅のロケ地「ゴースランド駅」

 「ハリー・ポッター」でホグワーツ行き特急列車の執着駅「ホグズミード駅」のロケ地となった「ゴースランド駅」。駅はヒースの丘を越えた先に現れる小さな町にあります。森の中にあるような雰囲気が物語の中にいるようで素敵でした。国立公園内でもあり、今でも保存鉄道として、蒸気機関車が走っていますよ♪
 
 
 

ゴースランド駅はカワイイ♪駅まではヒースの丘を越えていく

 真っ赤な消化用バケツがなんだかカワイイ♪ヒースの丘を越えていく~♪イギリスの高速は無料!結構走りやすい。ラウンドアバウト以外は…。ラウンドアバウトはサークル型の交差点でクルクル回りながら道を渡っていきます。これが結構、難しい。なかなか入れず…なかなか出れず…何周も回ってしまったことも。。。ただ、イギリスは日本と同じ右ハンドルなので、車は抵抗なく乗れますよ。
 
 

「ドラキュラ伯爵」が生まれた地「ウィットビー」

北海に面し、小さいながらも有名な「キャプテン・クック」や「ドラキュラ伯爵」にまつわる街「ウィットビー」。街の少し外れの丘に石組みだけとなった「ウィットビー・アビー(修道院)」があります。ここは「ドラキュラ伯爵」を生み出したブラム・ストーカーの創造を掻き立てた場所でもあるそうです。
 
 
 
 

色とりどりの石造りが美しい

廃墟でありながら、ケルトの趣きが残る、色とりどりの石造りがなんとも美しい。時の流れが止まっているかのような感覚になります。

 
 

「Are you going to the scarborough feir~♪」のスカボロー 

 サイモンとガーファンクルの曲「スカボロー・フェア」のスカボローです♪湾が美しい小さな港町。夏には観光客が集まるリゾート地ですが、寒い季節はちょっと寂しい印象でした。でも、ここで食べたフィッシュ&チップスがめちゃ美味かった♪
 
 
 

スカボローの素敵なB&B

スカボローの街には可愛いB&Bが並んでいます。こうゆうところはリゾート地っぽいですね。私が泊まっていた宿もこんな感じ♪湯船もあったんだけど、お湯は一度に使える量に限りがあるので注意が必要!丘の上のセント・メアリー教会には、ヨークシャーが生んだ文豪ブロンテ姉妹の一人、アン・ブロンテの墓があります。